
僕が加入している自動車保険の更新時期がやってきました。
私が現在加入しているのは「ソニー損保」。
補償内容はというと――
- 対人・対物:無制限
- 車両保険:なし
- 弁護士特約:あり
- 運転手限定:本人のみ
- 年間走行距離:5,000km未満
- 年間保険料:38090円(新規加入、ネット割引あり)
シンプルな内容ですが、特に不満があったわけではありません。
ただ、せっかくの更新のタイミング。改めて「他社への乗り換えもありかな?」と考えてみることにしました。
目次
乗り換えるならどこがいい?私が大事にしているポイント
コスパの良さからネットなどから加入する「ダイレクト型」に加入しているのですが、保険って、「安ければOK」っていうものじゃないですよね。
私が一番気にしているのは以下のポイントです。
- 事故を起こしたときの対応の良さ
- 被害者にきちんと保険金を支払ってくれるか
- トラブル時に頼れるかどうか
いくら保険料が安くても、いざというときに頼れなければ意味がありません。
その意識を強く持つようになったのには、ある実体験がきっかけでした。
実際にあった話:「大手=安心」は幻想だった

これは、以前私が勤めていた会社の同僚の話です。
その同僚は、友人が運転する車に同乗中、他車に追突される形で事故に遭いました。
その結果、腰に痛みが出てしまい、元々やっていた現場作業ができなくなり、私の部署に異動してきたんです(パソコン作業中心の部署でした)。
事故の過失は、相手側が100%。
にも関わらず、問題が起こります。
- 友人は保険に「弁護士特約」をつけていなかった
- 相手の保険会社が、突然通院費の支払いを打ち切り
- 弁護士に無料相談するも、「泣き寝入りするしかない」と言われたそうです
つまり、被害者なのに、ちゃんとした補償が受けられなかったんです。
しかも、その相手側の保険会社は…誰もが知っているようなテレビCMバンバン流してる、超大手の保険会社。
その話を聞いたとき、正直ゾッとしました。
「あの大手が、そんな対応するの…?」と。
テレビはスポンサーには甘くなるので、裏の実態までは報道しない。
CMや知名度だけで保険会社を選ぶのは、本当に危険だと感じました。
じゃあ、保険会社はどう選ぶ?
とはいえ、「どこも信用できない」では終われません。
なので私は、利害関係のない中立的な評価サイトや調査会社を参考にすることにしました。

① 価格.comの保険ランキングをチェック
まず確認したのが「価格.com」の口コミランキング。
全世代総合で、上位は以下のような結果でした。
- ソニー損保
- イーデザイン損保
- AIG損保
年齢層ごとに変動はありますが、傾向としては――
- 20〜30代 → ネットで加入できるダイレクト型保険が人気
- 40代以降 → 代理店型の保険会社も上位に入ってくる
私自身もネット加入派なので、ダイレクト型の上位評価は気になります。
② JDパワーの顧客満足度も参考にしてみた
さらに信頼性を高めるために、JDパワーというアメリカの調査会社のデータも調べてみました。
JDパワーは、企業からお金をもらって評価しているわけではなく、独立した立場から顧客満足度を調査しているのが特徴です。
その結果がこちら:
- ソニー損保
- イーデザイン損保
- AIG損保
J.D. パワー 2024年自動車保険事故対応満足度調査の結果
価格.comとほぼ同じランキングですね。
最終判断:継続更新しました
最終的に、私はソニー損保で継続更新することに決めました。
イーデザイン損保も評価が高く迷いましたが、気になったのが「東京海上グループ」傘下である点。
あくまでネット上の口コミではありますが、東京海上に関してはあまり良い評判を聞かない印象もあり、個人的には信頼しきれませんでした。
その点、ソニー損保は加入していて今まで大きな不満は無かったので、引き続きお世話になることにしました。

契約内容の詳細
- 等級:6E等級
- 年額:39,250円
- 継続割引:3,150円
初年度の保険料は38,090円だったので、ちょっと上がりましたが、特に気になるほどではなかったです。
まとめ
今回、改めて保険選びについてじっくり考えてみて、
- CMや知名度に惑わされないこと
- 中立的な評価を参考にすること
- 自分の価値観(対応重視)を大切にすること
この3点が大事だと再認識しました。
保険は「使わないに越したことはない」けれど、いざというときの“安心”のために、信頼できる会社を選ぶことが本当に重要です。
これから保険選びをする人の参考になれば嬉しいです。
コメント